2026.04.14
インタビュー
『病院でのリハビリ終了後も、医療従事者から運動指導を受け続けたかった』人工股関節置換術後のリハビリの感想
執筆大原 希公(アスレティックトレーナー/鍼灸師)
整形外科、整骨院での勤務経験を活かして幅広い年代の運動指導を行う。学生アスリートからお年寄りまで、一人一人に寄り添ったリハビリで目標達成まで温かく並走する。
Iさんは人工股関節手術後のリハビリでご相談いただきました。
病院でのリハビリは終了したものの、担当の理学療法士さんには足を動かすと骨盤が一緒についてくることや右股関節を今後痛めないようにと指導されていました。
退院後もお体の状態にまだ不安が残っていたため、より快適に体を動かせるようにと、当店をご利用いただきました。
Iさんは1年3ヶ月前に左人工股関節外側アプローチにて手術を受け、病院のリハビリ終了時点では問題なく日常生活を送れていました。
最初お体の状態を確認した時は手術の影響による筋力低下が回復しておらず、歩行や階段昇降の際は脱臼のリスクが高い膝が内に入る動きがクセになっていました。
関節可動域や筋力チェックの結果、全体的に骨盤や股関節の筋力と可動域が低下していました。
大腿四頭筋(前もも)や腸腰筋(股関節前面)の緊張により骨盤が前傾位で固定されており、それによって太ももの裏側にあるハムストリングスがうまく使えていないことも顕著でした。
また、手術していない右足も筋力低下や股関節に負担のかかる動きをしていたため、将来的な右側の変形性股関節症を予防するためにトレーニングをしていく必要がありました。
そのため、最初は股関節の可動域改善、骨盤と股関節を別々に動かすこと、筋力向上し安定性を出すことを最初の目標にしました。
運動を重ねるごとに股関節や骨盤の可動域や筋力も向上し、今では歩行、階段昇降の不安定さを感じずに日常生活を送れるようになりました。
運動によって自分の体に自信を持てるようになったIさんに運動療法の感想をお話しいただきました。
Iさん
- 約1年3ヶ月前に左人工股関節手術
- 保険期間の終了により病院のリハビリも終了
- まだ歩行や階段昇降に不安を感じていた
Lifelongの利用目的

病院でのリハビリではその人のお体の状態やリハビリの期限によって限度があります。
日常生活や今後の未来をより良く過ごすためには不安要素はしっかりと取り除いておくのが大事です。
Lifelongを選んだ理由

たくさん器具があるというよりは直接色々指導していただけるところを目的に選びました。
脱臼しないように運動を全くしないのではなく、脱臼しない安全な範囲でしっかり動かして、股関節の可動域や安定性を向上させる必要があります。
運動療法の感想

運動してみたことで別のところの動きが良くなりました。
還暦になるのでこれからのことを考えても、体を動かすことって大事だなとすごく再認識できました。
人工股関節置換術の外側アプローチでは骨盤の安定性に必要な中臀筋を切って行う手術になります。
筋肉を切ると筋力低下が起きます。普通に歩けてはいても筋力が低下したままだと日常生活に支障が出やすいです。
ですが継続して筋力トレーニングなどを続けることで不安感が無くなります。
将来何歳になっても健康で過ごすためには筋肉を鍛えて自分で動かしていくことが大事になってきます。
Iさんが不安なく次の目標に向けて前進することができ私は嬉しく思います。
身体の変化

例えば足を後ろに回す動きがほぼ全くできなかったのができるようになったり、毎回ここが体調変化しました、ちょっとここが良くないんですというと、それに合わせてプログラムを組んでいただけます。
そしてずっと肩の調子がおかしかったのがここにきてから、やってることとしてはプログラム1つ分なんですけれども、すごい肩の調子が良く痛みがなくなり、動かしやすくなり、またすごい凝り性だったんですけどここにきてから、ここ3、4ヶ月は家で全くマッサージ機にかかる必要がなくなっています。
すごい効果だなと思っています。
病院では保険診療の制限のため肩の痛みに対するリハビリは受けられず、その痛みにより股関節のリハビリにも制限が出ていました。
当店はオーダーメイドでメニューを作成させていただいており、1部位だけではなく不調があるところの原因に対してそれぞれアプローチを行なっております。
お体の状態に合わせてメニューも随時更新させていただいておりますので、その日のお体の状態に合わせて柔軟に対応させていただきます!
人工股関節置換術のリハビリ
Iさんは日常生活での動きの支障はないものの歩行や階段昇降で不安がありました。
筋力を見てみると中臀筋、ハムストリングス、大臀筋がうまく使うことができていませんでした。
中臀筋の筋力は手術による筋力低下がしっかり元に戻っていなかったものだと思います。
大臀筋やハムストリングスの筋力低下は大腿四頭筋や腸腰筋の緊張が高まり骨盤が前傾位で固定されており、骨盤の分離運動が苦手で、股関節屈曲筋肉が優位だったため股関節伸展筋群の筋力低下や可動域の制限がおきていました。
運動療法では脱臼肢位に注意しながらお尻の筋力低下のみならず骨盤や体幹の運動にも注目して行ってきました。
運動が苦手な方へ

なので本当に筋肉と初めて向き合ってる感じなんですけれども、こういう効果が欲しいからということで組んだプログラムが、やってみたら自分としては全然違うところに来てることもありました。
その時は先生こうおっしゃってたけど「私今ここが痛いです」とか「ここがきついです」といったら、じゃあもうちょっとこうしてみましょうかと、その場その場で対応していただけるので運動苦手だなと思ってもその人の持ってるポテンシャルにあわせて、プログラムを組み替えていただけるのが非常にいいなと思います。
何ヶ月か前にできてなかったことが何ヶ月かしてじゃあ今度このプログラムやってみましょうか、と言われた時にできるようになってることもあるので、苦手でも心配せずにきていただければと思います。
一人一人のお体の状態や運動経験の有無などによってメニューも作成しております。
初めは難しく感じることもあると思いますが、正しい姿勢でしっかりと筋肉に効果を感じれるよう、スタッフ一同丁寧にサポートさせていただきますので分からないことはどんどんご質問ください!
今後の目標

使ってるようで使ってないところがいっぱいあるなということに気づきました。
歳を取ればそういうことが元に転倒し、それが元に動けなくなったりということも聞くので、フレイル予防も兼ねて、これから健康で元気なおばあちゃんになるために続けて少しずつでも前進して行けたらいいなと思って通い続けたいなと思います。
一人一人の身体に合わせた専門的なリハビリを試されたい方は、ぜひ一度ご相談ください
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