2026.04.06
インタビュー
『3年間続けたブロック注射をやめて、運動だけでダンスができるまで回復』椎間板症に対するリハビリの感想
執筆中尾 優作(理学療法士/プロスポーツトレーナー)
ヨーロッパの大学、大学院で理学療法を学ぶ。欧州サッカー、日本のB.LEAGUEでトレーナーとして活動したのち、地元神戸三宮にメディカルフィットネスジム【Lifelong】を設立。トップアスリートを始め、"病院で治らない痛み"に悩む人にワンランク上のリハビリを提供する。
Sさんは3年間ペインクリニックに通っても改善しない腰痛で相談に来られました。
痛み止めの注射を打っても効果は一時的で、薬の効果も感じにくくなり、痛みを感じる期間が長くなっているというお悩みでした。
洗顔、お皿洗い、靴を履くときなど、日常動作や仕事中も強い痛みを感じていました。
痛みの原因は腰部の筋肉が過緊張を起こしていたことと、腹筋が機能しておらず、腰が不安定になっていることでした。
腰部に筋肉をほぐして硬さを取り除き、同時に腹筋や臀筋など骨盤周りの筋肉を強化しました。
数ヶ月後には腰の痛みも軽減し始め、3年間打ち続けた痛み止め注射を止めることができるまで改善しました。
今では日常生活で痛みを感じることもなく、趣味としてサンバを始めるまで回復したSさんに運動療法の感想を伺いました。
Sさん
- 日常的な強い腰痛に悩む
- 3年間ペインクリニックに通院しても治らない
- 腰痛のせいで趣味の運動ができない
- 腰を治して孫を抱っこしたい
Lifelongの利用目的

ペインクリニックで痛み止めの注射を3年間打ち続けても大きな改善はなく、仕事や日常生活に支障をきたしていたので、何とか痛みを改善したいということでした。
Lifelongを選んだ理由

Lifelongでは医療従事者による運動療法が受けられ点に興味を持っていただきました。
運動療法の感想

その人に合わせて痛みが出ないように、かつ弱い筋肉を鍛えられる運動を選ぶことが大切です。
身体の状態と症状に合わせた運動を行うことが、痛みの改善へと繋がります。
身体の変化

日々の生活で痛みを感じてしまうと、何をするにもストレスになってしまいます。
痛みなく仕事や家事ができることが当たり前でいられるように、良い身体の状態を維持していただけたら嬉しいです。
椎間板症のリハビリ方法
Sさんは椎間板症と診断を受けていました。
洗顔や皿洗いなど、前屈みが痛みを誘発する主な動作でした。
普段はデスクワークで、椅子に座ったまま後ろを振り向く動作も腰に痛みを感じていました。
日常動作で最も痛みを感じていたのはストッキングを履く動きで、片足立ちで前屈みになり、逆の足をタイツに入れることができませんでした。
痛みは腰の下部、骨盤の上部にあり、脊柱起立筋と腰方形筋が非常に硬く拘縮していました。
椎間板症という診断はあったものの、椎間板症に多い腰の丸みはなく、どちらかと言えば反り腰だったこと、そして下半身への痺れがないことも注意すべき点でした。
そのため、Sさんの腰痛の原因は筋肉の拘縮による過緊張と、緊張した筋肉が伸ばされたときに発生する伸長時痛が主な原因だと判断しました。
リハビリでは痛みの強い腰回りの筋肉をボールなどでほぐしながら、背骨を支える腹筋や骨盤を支える臀筋とハムストリングスを鍛えていきました。
痛みを出さないように注意しながらエクササイズを選定し、腰の緊張を落としながら脊柱周りの筋肉を鍛えて腰の安定性を向上させました。
3年以上続く腰痛だったので、痛みの改善には3ヶ月ほどかかりましたが、徐々に痛みは減っていき、今ではタイツの着脱を含めて日常生活で痛みを感じることはほぼなくなりました。
今後の目標

、という気持ちになってます。
Sさんは腰の状態も良くなって、ずっと興味を持っていたサンバを始めることができました。
腰痛のせいでできなかった身体を動かす趣味も楽しんでいただけているようで、私としてもここまで良くなることができて安心しました。
一人一人の身体に合わせた専門的なリハビリを試されたい方は、ぜひ一度ご相談ください
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